こんにちは!
今回は、「物事を継続するための思考法」というテーマでお話します。
みなさんは、何か新しいことを始めようとしたけどなかなか継続できず、気づいたらやめてしまっている、なんて経験ありますか。
私自身も、以前は継続することが苦手で、中途半端なところで終わることがよくありました。
しかし、ある考え方をするようになってからは物事を継続することが比較的得意になってきました。
ということで、次の章からそれぞれ紹介していきます。
- 継続できない理由がわかる
- 継続するための思考法がわかる
- 実際のアクションプランがわかる
継続できない理由
継続するための考え方を紹介する前に、そもそも、なぜ継続することができないのか、ということから解説していきます。
その理由は以下の3つによるものだと考えています。
- 人間の脳が変化を嫌うため
- 苦しいところだけに目を向けているため
- 自分の進歩が確認できないため
では、1つずつ見ていきます。
人間の脳が変化を嫌うため
これは、もうどうしようもない感じがしますね、、
人間の脳ってよくできていて、現状を変化させることを嫌うんですよね。
これは、人間が群れで生きていたことが原因と言われており、何か今までやったことがないことを始めようとすると、本能的にそれを防ごうとしてしまうわけです。
そりゃそうですよね。
群れで行動する動物にとっては急に変なことをされると困るわけですから。
しかし、この記事を読むことでこの問題は解決できます。
苦しいところだけに目を向けているため
意外にもこれをやってしまっている人って結構いるんですよね。
単純なことですが、これによってモチベーションが大きく変わってきます。
簡単な例をあげます。
筋トレを継続しようとして、ジムに通い始めたとします。
しかし、筋トレの最中にずっと「きついな」、「これは我慢だ」、「なんでこんなこと頑張っているんだろう」なんて考えると継続できるわけがありません。
これは、今目の前にある「苦しさ」だけに目を向けてしまっているからです。
ここまで言うと、どうすればいいかわかってしまうと思いますが、下の方でまとめて紹介します。
自分の進歩が確認できないため
これも直感的にわかりますね。
人間のモチベーションが高まるのは、自分は確かに進歩していると実感できたときだと言われているぐらいですから。
自分の進歩が見えないと、「あれ、今まで続けてきたことって意味あったのかな?」なんて考え始めてしまいます。
こうなると、継続することは難しそうですよね。
では、実際にどのように考えることで、継続を可能にできるのか。
次の章から解説していきます。
継続するための思考法
この章では、実際にどのような思考法をすることで継続することができるのかを解説していきます。
先述した、3つの「継続できない理由」と対比しながらそれぞれ見ていきます。
実際のアクションプランは次の章で紹介します。
変化が楽しいと感じさせる
1つ前の章で紹介したように、人間は本能的に「変化」を嫌います。
アクションプラン自体はシンプルなものですが、他のものと組み合わせることでかなり効果が出ます。
継続することで得られるものに目を向ける
自分の進歩を数値化・可視化する
進歩を実感するためには、「数値化」と「可視化」を強くおすすめしています。
それを防ぐためにも、数値化や可視化することで、客観的に観て確実に進歩していることを確かめることができます。
実際のアクションプラン
では、この章で実際のアクションプランを紹介します。
最初にリストを挙げておきますね。
- 物事を細分化する
- 継続することで得られるものを紙に書き出す
- 記録を残す
- if thenプランニングを活用する
想像していたものと少し違う、と感じる方もいると思いますが、とりあえずこの4つを押さえてみてください。
では、1つずつ解説していきます。
物事を細分化する
大きな目標があって、それを達成するために、何かを継続しようと考えてる場合、今日何をやるべきかを事前に決めておく必要があります。
やるべきことが明確に決まっていない場合、周りからの刺激に反応してしまい自分のペースが崩れてしまいます。
その結果、継続することが難しくなってしまうのです。
それを防ぐために、大きな目標を設定したのであれば、それを達成するためには何が必要なのかを突き詰めることから始めます。
必要なことをリストアップした後は、その1つ1つを達成するにはどうするか、じゃあ1週間でどうするべきか、今日1日はどうするべきか、と細分化していきます。
具体的に1日単位でやるべきことを明確にできたら、後はそれを1つずつこなしていくだけです。
目の前のことだけをこなせばいいんだ、と納得できるように、是非目標を細分化してみてください。
継続することで得られるものを紙に書き出す
これは、物事に取り組んでいる際に感じる、「キツイなぁ」や「これは我慢なんだ」という苦しさに目を向けている状態を避けるために行います。
再び筋トレの例で言うと、筋トレを「これは我慢なんだ」という認識で行っている人と、「夏までに腹筋をバリバリにして女の子に囲まれてやるぜ」という認識で行っている人ではどちらが継続できると思いますか?
これは断然後者ですよね。
このように、現在行っていることの先に待っている明るい未来を想像し、それを紙に書き出すことで、常にそのことを意識して頑張ることができます。
紙に書き出して具現化するということがポイントです。
頭の中で想像できていても、数日後には「きつい」という感情のみが残ることがよくあるので、紙に書き出し、毎日目に入る位置に貼るなりしてみてください。
記録を残す
これは、先述した、進歩を数値化・可視化するために行います。
記録を残す方法としては、SNSに投稿したり、日記をつけたり、ブログに書いたりすることがおすすめです。
数ヶ月前の記録を見直すことで、現在どれくらい進歩できているのかをその都度確認できます。
些細なことでもいいので、「とりあえず記録に残す」という習慣を身につけると、少しの成長さえも嬉しく感じるため継続しやすくなります。
SNSなんかは自分の進歩に対してフィードバックを貰えることもあるので、なおさらモチベーションアップに繋がります。
if thenプランニングを活用する
これは、メンタリストDaiGoさんもおすすめしているぐらい効果的なアクションプランです。
if thenプランニングとは、
と事前に決めておく、という単純なものです。
例えば、「朝目が覚めたら、ベッドから出る前に英単語を10個覚える」といった具合です。
参考までに、私が実生活でも取り入れている例を紹介します。
- 午後1時になったら、昼食を取る
- 夜7時になったら、夕食を取る
- 面倒くさいと感じたら、すぐに取り掛かる
簡単なものとしては、このようなものがあります。
「食事の時間とかくだらねぇ」と思った人も多いと思いますが、私自身、週末になると、作業に没頭してしまい昼食を午後3時すぎぐらいに取る、なんてことがよくありました。
しかし、このif thenプランニングを活用するようになってからは、作業に没頭していても決まった時間に飯を食べるようになったため時間管理がうまくなりました。
このように、些細なことにでも効果を発揮してくれるので、物事を継続したいのであれば、是非if thenプランニングを取り入れてみてください。
おわりに
ここまで、いろいろなことを書いてきましたがいかがだったでしょうか。
確かに、物事を継続することは簡単ではないです。
しかし、考え方1つで継続しやすくなるのであれば、試してみる価値はあると思います。
今回書いた記事は、実体験をもとにしたものや、ビジネス書などを参考にしてみたものも含まれているので割と万人向けにまとめられた思いますね。
まずは、この記事で紹介したアクションプランを1つでもいいので取り入れてみることから始めてみてはどうでしょうか。
では、今回はここまでとします。
お疲れさまでした。