今回は、「プログラミングを今から始めようと考えている方」、「最近始めたばかりの初心者の方」に向けて、おすすめの独学手順を紹介します。
プログラミングの独学って、めちゃくちゃ難易度が高いわけではないのですが、落とし穴がたくさんあったりするので注意点などもいくつかあります。
注意点は以下の記事を参考にしてください。
おすすめの独学手順
さっそく本題である、おすすめの独学コースの紹介からします。
僕の経験的には、次のような流れが最もおすすめです。
- Progateで基礎事項を学習する
- Udemyで簡単なコースを取る
- 物足りなければ、ドットインストールも使う
- 実際に自分でプログラムを組む
では、1つずつ解説していきます。
Progateで基礎事項を学習する
プログラミングに初めて触れるという方は、まずはProgateを一番最初にやりましょう。
個人的には、初学者向けサービスの中では、最強のサービスだと思っています。
Progateの良さについては、こちらの記事で語っているので参考にしてみてください。
上の記事にも書いていることなのですが、初心者にとって程よい難易度と、プログラミングの楽しさの両方を提供してくれるサービスです。
また、以下のようにハンズオン形式であるため、退屈することもありません。
どのコースから始めるのかを悩んでいる方は、とりあえずはHTML&CSSコースから始めてみるといいと思います。
中級ぐらいまでクリアしたら、JavaScriptやPHPなどを学習する流れで大丈夫です。
ある程度知識が付いてきたら、自分が学習したいコースが見えてくると思います。
ちなみに、Progateは絶対に有料コースに入った方がいいです。
無料コースは本当にお試し期間みたいなものなので、コースの頭の部分しか触れません。
月額もたかが1000円程度なので、自己投資だと思って有料コースに入りましょう。
Udemyの簡単なコースを取る
Udemyは、動画ベースで学習することができるサービスです。
最初のうちは、書籍を買って学習するよりも、動画ベースの方がわかりやすいので、Udemyはおすすめのサービスです。
プログラミングを学習できるコンテンツは、かなり充実しているため、プログラミングについて少しでも学習した後は、すぐにこちらに移っても問題ないと思います。
ということで、Progateを通した後はUdemyのコースを受講しましょう。
普通に受講しようとするとまあまあ高いので、セールのときを見計らって1200円ぐらいで受講した方がいいです。
また、Udemyは購入してから30日間は全額返金がありますので、興味があるコースをとりあえず購入しておけばOKです。
学習している言語や、その時々の習熟度によって、おすすめの講座が異なるので、最初のうちは「初心者向け」など書かれている講座を購入しておけば無難だと思います。
PHPと機械学習に関しては、僕の方でおすすめのコースを紹介しているので、よければ参考にしてみてください。
おそらく、初心者向けの講座だと、Progateで学習したことと重複する箇所がいくつか出てくると思います。
しかし、最初のうちはあまり気にしないでも大丈夫です。
というのも、同じようなことを学習するにしても、異なるサービスから学習する場合、教える側のニュアンスなども変わってくるので新しい気付きを得ることが多いからです。
なので、「同じことやったな」などはあまり考えずに、似たようなコースでもいいので受講してみましょう。
ある程度の知識がついた後であれば、講座を見ながら何かを一緒に作る、みたいなコースがおすすめです。
物足りなければドットインストールも使う
よく初心者向けのサービスとして挙げられるドットインストールですが、個人的にはあまりおすすめしていません。
というのも、このサービスはある程度知識のある人が、もう少し踏み込んで学習したい、というときに使うような難易度だからです。
特に、プログラミング経験が全くない人は、1からドットインストールで学ぶことは避けた方がいいです。
理由としては、基礎部分の動画は、初学者にとって説明不足だと感じる点が多く、途中で挫折する可能性が高くなるからです。
端的に言うと、説明がすごく雑です。
初学者向けという観点から見ると、Progateの方が確実に良いです。
ドットインストールは以下のような人が使いましょう。
- 2つ目のプログラム言語を学習しようとしている人
- 簡単なアプリを作りたい人
- 基礎項目を学習し終わった人
実際に自分でプログラムを組む
スキルを身に着けたいのであれば、最終的には自分でプログラムを組む必要があります。
簡単に言うと、今までの過程はただのインプットなので、自分の手を動かしてアウトプットしていく必要があります。
よく言われていることなのですが、「自分で作りたいものを決めて、1から自分の手でコードを書いていく」、ということがおすすめです。
もちろん、自分の知識だけでは完成しないようなプログラムがほとんどなので、その都度Googleなどで調べてしまっても構いません。
自分が必要に迫られて能動的に取りに行った情報は忘れにくく、定着しやすいです。
何かを作りながら得た知識は、そのまま自分の力に直結します。
「意味記憶」と「エピソード記憶」、なんて言葉を聞いたことがある人もいると思いますが、人間の脳の仕組み上、ただの英数字の羅列として意味記憶してしまうと全然頭に残りません。
そこで、自分がどんな場面でこの知識を必要として実際にググったのか、という具体的なエピソードと共に学習すると、頭に残ります。
作りたいものがない人用
ここまで読んで、「別に作りたいものはないな」って思った方もいるかと思います。
そんなあなたにお伝えしたいことがあります。
- 仮想水族館のホームページ
- タイピングゲーム
- ソースコードを貼ると、画像を抽出するアプリ
- 数値を入力すると、標準偏差を出力するアプリ
- メモアプリ
こんな感じのものを最初のうちは作っていました。
見て分かる通り、この中で実際に自分で使っているようなものは1つもありません。
作って終わりです。
でもこれでいいんです。
何かを作りながら得た知識に価値があります。
何も思いつかない、って人は上のやつを真似してもいいですし、何か既存のものをパクってもいいです。
とにかく手を動かしてコードを書きましょう。
まとめ
ここまで記事を読んだ方は、今日からでも、すぐに行動に移しましょう。
何事もやる気が出てから始めるのではなく、とりあえず始めることで、やる気は後から出てくるものです。
あまり深く考えずにプログラミング学習を楽しんでください。
では、今回はここまでとします。
お疲れさまでした。